百聞一見
 注目して欲しい本が出版されました。

地域旅で地域力創造
観光振興とIT活用のポイント

という本。

コアラが目指している新しい地域ネットの原型が紹介されています
 書かれたのは、いや編著者は以下のお二人。 
  地域力創造研究所理事長 佐藤喜子光氏 総務省自治財政局長(前地域力創造審議官)椎川忍氏
 先週、6月16日、東京でこの本の出版セミナーが行われたんです。 

主催者は、学芸出版。
当日の案内は、東京セミナーの案内ページに。

当日は、40人定員ですが、50名弱ほどで、イスをぎしぎしに並べて開催。

(なんと、4月に京都でも開催されたようで、以下に参加者の感想も掲載されている。)
 なぜ“地域旅”か?

ってことに関して、地域猫ってのが存在するのと同様に、その地域に居ついた、その土地特有のもの、、、っていうような説明から入って面白かった。 
 で、肝心なところは、
第3章 地域とファンをつなぐICT 
のところ。

地域観光サイトには、どういうシステムが求められるか?ということを、旅行前、旅行中、旅行後に整理しており、その好例(?)として、コアラが制作した阿蘇くじゅう観光圏の“旅の市場システム”が紹介されています。

今のところ、コアラしかこのような地域観光システムを開発してないので、ある意味では、これってコアラにとってとてもよいアピール本になったりして。(^_^;)

この章の執筆は岩城博之みずほ総見主任研究員、お疲れ様でした、また、取材していただきありがとうございました。
 また、椎川さんは、序章で「地域力とは何か?」を書かれていて、その資源(天然自然や地域の文 化、人間力など)を、様々なバロメーター(経済力、人口集積、都市集積、新しい文化や資源の創造などなど)ではかりつつ、らせんのように作られていく、と いうイメージを発せられています。

そして、パワーポイントで各地の状況をも話しつつ、セミナーを進めました。 
 参加されているのは、自治体の方々や地域作りに携わっておられる方々など、多彩な感じ。 
佐藤先生、椎川さんのファンの方々も。

 過去、インターネット黎明期ではコアラを解説してくださる本がよく見受けられましたが、インター ネットが当たり前になった中で、ビジネスで成功するTwitterやFacebook等の突出したシステムに注目が集まってしまって、なかなかに“地域 ネットワーク”の表現や存在が難しくなってきましたが、これはコアラからの新しい提案かも・・・・

地域興しで始まったコアラとして、地域を元気づける観光活動を支援するネットづくりに励むには当然の成り行きですし。
(「皆さん、遊びに来てください、すてきな人、自然、食べ物ありますよ」と呼びかけるのは地域興しであり観光そのものですよね)
 佐藤先生、とりあげてくださってありがとうございました。  

皆さん、よかったら、この本買ってね。
あるいは、コアラの“地域旅・旅の市場システム”の導入を考えてね~♪

※ 掲載内容はコンテンツ制作当時の情報です。

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